【保存版】会計とファイナンスの違いとは何か?それぞれの意味と違いまとめ

みなさんは、会計とファイナンスの違いを理解していますか?

会計とファイナンスは、「日本語か英語かの違い」ではなく、明確な違いがあります。しかし、どちらも同じようなシーンで使われる言葉なので、その意味を混同しがちです。

今回は、会計とファイナンスの違いとは何か?それぞれの意味と違いについて解説します。

会計とは?

会計は、英語で「アカウンティング」と呼びます。

一般的には、商品やサービスを販売して得た売上から、その売上を生み出すために費やした経費を差し引いた「利益」を扱うのが、企業における会計です。会計で扱うのは主に、過去に得た利益になります。

細かく言うと、「企業会計」という普段の会計業務があり、それに加えてて、社内に会計活動の結果を報告するための「管理会計」と社外に会計活動を報告するための「財務会計」の大きく2つがあります。

「管理会計」と「財務会計」については以下を参照ください。

【やさしく解説】管理会計と財務会計の違いとは?企業会計の基礎知識まとめ

ファイナンスとは?

ファイナンスとは、会社が事業のための資金を調達・運用することです。

ファイナンスとは企業がどのように資金を調達し、どのように運用していくべきかを考える経営学の一分野です。組織においては、「資金繰り」を計画・運用する人や部署のことを指します。企業が持つ資金や資産を、どう運用することがビジネスにとって正しいのか、将来発生する支出などを踏まえて、資金と資産の運用を担います。

ファイナンスの目的は企業価値を向上させることであり、会社は株式や社債などから最適な手段を選び、調達した資金の最大化を目指します。

企業におけるファイナンスで特に重要となるが、投資に関する意思決定です。企業の経営活動は投資の連続であり、ファイナンスは投資に置ける意思決定を正しく行うためのツールです。

以下、コーポレートファイナンスについては以下を参照ください。

コーポレートファイナンスとは何か?意味や企業価値・算定方法まとめ

会計とファイナンスの違いとは?

では、会計とファイナンスは何が違うのでしょうか?

会計とファイナンスとでは、「扱うお金の種類」・「時間軸」が異なります。

会計は「利益」を扱い、ファイナンスは「キャッシュ」を扱う

会計は「過去の利益」を扱う、ファイナンスは「将来の現金」を扱う

会計が扱うのは、あくまでも企業の「過去」の業績です。バランスシートや損益計算書、キャッシュフロー計算書の数字は、あくまでもの過去の数字です。一方、ファイナンスは「未来」の数字を扱います。将来、企業が生み出すキャッシュがどうなるかということが大切です。

ファイナンスは、近年注目されています。

投資なくして、将来のリターンがないのはあたりまえですが、過大な設備投資も禁物です。一方で、目先のキャッシュフローの増加を重視して、将来の企業の存続を犠牲にすることもできません。このように、経営者は常に「現在の投資」と「未来のリターン」のバランスをとる必要があります。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

ファイナンスとは、会社が事業のための資金を調達・運用することで、企業価値の向上を目的としています。また、会計とファイナンスには「利益かキャッシュ(現金)か」、そして「過去か未来か」という時間軸の違いがあります。

ファイナンスを理解する事で、投資に関する意思決定を明確にする事ができます。この機会にファイナンスについて見つめ直すきっかけにしてみてはいかがでしょうか。