スタートアップ企業であれば、ピッチの機会は外せません。
中でも、ビジコンと呼ばれるビジネスコンペティションや、投資家を前におこなうVCピッチなど、ピッチにより、認知を拡大したり、資金調達の最初の1手などスタートアップにとってピッチは重要です。
しかし、漠然と資料を作成し、ピッチに望んでも、投資家やピッチオーディエンスの信頼を勝ち取ることは難しいと言えます。また、ここ数年でピッチのレベルも上がり、登壇者のレベルの高いピッチの中で、しっかりと印象づける為には、事前の準備が必要です。
短い時間で自社サービスの魅力をどれだけ伝えられるの?構成や間の取り方等、ひとつひとつ丁寧に作ることが求められます。
今回は、ピッチ資料作りの時に参考にしたい資料(スライド・動画)について紹介します。
ピッチにおいて重要な事
スタートアップを始める人は、ヒト・モノ・カネが劣っています。
経営資源がない中で、ピッチ資料は人の心を動かし、共感してもらうための大事なツールです。だからこそ、ここは手を抜かず、しっかりとした資料を作る必要があります。
『ピッチ』とは、スタートアップが投資家などに対し自身の製品やサービスを紹介する際に行なうプレゼンテーションのことで、通常のビジネス上のプレゼンテーションが特定の顧客へ相対で行なわれることが多いのに対し、ピッチの場合は初見の相手や不特定多数の聴衆に対してなされるため、細かなデータやファクトの積み上げによるロジックより、共感のしやすさやわかりやすさ、簡潔さなどが求められます。
「プレゼンで絶対成功したい」そう思ったとき、資料作りの基本を学び、素晴らしいプレゼンを見て、徹底的に学ぶことで深い学びがあります。
ピッチ資料作りの時に参考すべきこと
ピッチの資料作りにおいて参考になるスライドや参考サイトを以下ご紹介します。
以下は、起業の科学でおなじみの田所氏のスライドです。
目的別のピッチ時間やショートピッチでカバーすべき内容が網羅されています。
また、仮説検証の重要性においては、著書の起業の科学がベースとなっているようです。
以下、著書『逆説のスタートアップ思考』の馬田氏のスライドも大変参考になります。
シード期の投資家向けピッチの構成やYCを中心とした資金調達+ピッチのポイントが網羅されています。
ピッチのプレゼンで参考にしたい動画
以下、当メディアでも紹介した、ピッチ動画のまとめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ノープランで資料作成やピッチに望んでも印象に残らないピッチとなってしまいます。近年はピッチのレベルもあがっているので、上記の記事やスライドを参考に、投資家やオーディエンスの心を掴むピッチを出来るようにぜひ活用してみてください。