起業家とは?起業家の定義や特徴・連続起業家や社会起業家まとめ

みなさんは、起業家の定義についてご存知ですか?

起業とは、「独立し会社を立ち上げ、事業を運営している」ことを指すのか、それとも「事業を立ち上げて運営している」ならばそれだけで起業といえるのか、また、メディア、書籍で見かける起業家という言葉の定義は非常に曖昧なものであるかと思います。

今回は、起業家とは?起業家の定義や特徴・連続起業家や社会起業家について解説します。

起業家とは?

起業家とは具体的にどのような人物を指すのでしょうか?

ウィキペディア(Wikipedia)では、起業家を以下のように定義しています。

起業家(きぎょうか)とは自ら事業を興す(起業)者をいう。

 

通常、ベンチャー企業を開業する者を指す場合が多い。アントレプレナー(英語: entrepreneur)とも言う。 ヨーゼフ・シュンペーターはその経済理論において経済革新に繋がるイノベーションの担い手として重視した。イノベーションを起こす人の意味からイノベーターとも言う。

また、中小企業庁の統計資料では、「起業家」を「過去1年間に職を変えた又は新たに職についた者のうち、現在は会社等の役員又は自営業主となっている者」と定義しており、独立・開業した個人事業主や創業した法人の経営者もひっくるめて「起業家」としています。

起業家の定義は、実際に会社を設立して事業を立ち上げていることを言うのか、それとも事業を立ち上げていれば起業と言えるのかあいまいなものです。

以下、起業家の定義について解説します。

起業家とは自ら事業を興す人のことを言います。通常、スタートアップやベンチャー企業を目指し起業する人を指す場合が多く使われています。別名アントレプレナー(英語: entrepreneur)とも呼ばれ、1970年前後の「第一次ベンチャーブーム」あたりから、より注目される言葉となりました。

スタートアップやスタートアップとベンチャー企業の違いについては以下を参照ください。

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近年では「起業」という言葉の特徴として「ベンチャー」や「スタートアップ」などに使われることが多い傾向にあります。分かりやすく言えば事業の0→1フェイズを作る人が起業家と呼ばれており、不確実性の高いリスクのある事業に挑むことから、リスクテイカーと言われる事もあります。

メディアなどでもてはやされる起業家の多くは、すでに世の中にあるサービスを更に充実させたり、社会の課題を解決するような商品・サービスなどを展開しています。また、これまでにないサービスを考えて起業するなど、新しいことや目的など、チャレンジするという意味合いでも、起業という言葉が使われることの多い時代となっています。

逆に、FC(フランチャイズ)などの代理店制度を活用したものや、自営業として成り立つような、ある程度市場に認められているビジネスをスタートする場合で新たに起業する場合は、起業家と呼ばれないことが多いでしょう。

起業家と近いもので、企業家、事業家、実業家などといった呼び方もあります。これら経営者の種類(タイプ)を指します。

それぞれ同じ経営者なので、近い意味ではありますが、正確には別の意味を持つ言葉であり、その人の立場によってよりふさわしい呼び方があります。起業家、企業家、事業家、実業家・経営者の違いについては以下を参照ください。

「起業家」「事業家」「経営者」の違いとは?違いを分かりやすく解説します

また、起業家の中で、続けて事業を立ち上げ活躍する「シリアルアントレプレナー」といわれる起業家も存在します。

シリアルアントレプレナーとは、アントレプレナー(起業家)の中でも、連続して何度も新しい事業を立ち上げる起業家を指す言葉です。別名で、連続起業家とも呼ばれます。

シリアルとは英語で「連続した」という意味を持つ単語です。シリアルアントレプレナーはベンチャー企業を設立、発展させ、事業が軌道に乗ると売却するなどして経営から退き、また新たなベンチャー企業を立ち上げるということをくり返します。

二度、三度と複数回の起業を成し遂げている意味を持つ「連続起業家(シリアルアントレプレナー)」ですが、スタートアップブームに沸く日本でもこのシリアルアントレプレナーは、一段と注目を集めています。

連続起業家(シリアルアントレプレナー)についての詳細は、以下を参照ください。

シリアルアントレプレナー(連続起業家)とは?意味や代表的な連続起業家まとめ

また、最近「社会起業(ソーシャルビジネス)」と言われる事業が増えてきており、多くの社会起業家が登場しています。

「社会起業家」の定義については、いまも各方面でさまざまな議論があり、社会状況により捉え方が変化していますが、一般的に、社会変革の担い手として、社会の課題を、事業により解決する人と言われています。

そうしたソーシャルビジネス(社会的事業)は、近年では少子化や高齢化対策、地域活性化につながるビジネスとして、政府や地方自治体などからも注目を集めている取組みの一つでもあります。

東日本大震災以降、今までの価値観に疑問をもち、「人の役に立ちたい」、「お金より社会貢献できる仕事がしたい」などの想いを抱く人が増え、それに伴い働き方の一つとして、「社会起業家」を目指す人も増えています。

社会起業家についての詳細は、以下を参照ください。

社会問題を解決する社会起業家とは?社会起業家になる方法やソーシャルビジネスまとめ

まとめ

いかがでしたでしょうか?

普段何気なく耳にする、起業家という言葉ですが、正しく使えていたでしょうか。最近では、単純に、事業を始める意味よりも「ベンチャー」や「スタートアップ」などに使われることが多い傾向にあります。

また、皆さんは経営者としてどのタイプを目指すのか、これらの言葉の意味を理解して頂き、普段のビジネス面などにおいて使用して頂ければと思います。