「健康経営優良法人」認定とは?認定のメリット・健康経営優良法人2020スケジュール

医療費適正化や労働生産性向上のために注目されている「健康経営」。

健康経営についての詳細は、以下を参照ください。

【5分でわかる】健康経営とは何か?意味や取り組み・メリットなどまとめ

その一環として、2017年度からスタートした、中小企業を対象の「健康経営優良法人」という制度があります。健康経営優良法人の認定制度ですが、2018年度には、認定企業は2倍以上に増えました。「うちの会社も取得したい!」と思っている企業の方も多いのではないでしょうか。

今回は、「健康経営優良法人」認定とは?認定のメリット・健康経営優良法人2020スケジュールについて解説します。

「健康経営優良法人」認定とは?

健康経営優良法人認定制度により、「特に優良な健康経営を実践している法人」として、経済産業省と日本健康会議が認定する法人のことです。

規模の大きい法人や医療法人を対象とした「大規模法人部門」、中小規模の法人や医療法人を対象とした「中小規模法人部門」の2部門でそれぞれ健康経営優良法人を認定します。どちらの部門になるかは、業種ごとに、申請時点における「常時使用する従業員」の数から決められています。

大規模法人部門

  1. 製造業その他:301 人以上
  2. 卸売業:101人以上
  3. 小売業:51人以上
  4. 医療法人・サービス業:101人以上

中小規模法人部門

  1. 製造業その他:1人以上 300人以下
  2. 卸売業:1人以上 100人以下
  3. 小売業:1人以上 50人以下
  4. 医療法人・サービス業:1人以上 100人以下

健康経営優良法人2020スケジュール

健康経営優良法人(大規模法人部門) ※ホワイト500含む

健康経営度調査:令和元年8月末開始を予定(1か月程度)
申請:令和元年11月中旬開始を予定(2週間程度)
認定:令和2年2月頃を予定
認定期間:認定日~翌年3月31日
※健康経営優良法人2019の認定期間は平成31年2月21日~令和2年3月31日

健康経営優良法人(中小規模法人部門)

申請:令和元年8月末開始を予定(10月末までの2カ月程度)
認定:令和2年2月頃を予定
認定期間:認定日~翌年3月31日
※健康経営優良法人2019の認定期間は平成31年2月21日~令和2年3月31日

全体スケジュール


出典:健康経営優良法人の申請について

認定されるとどんなメリットがあるのか?

「健康経営優良法人」に認定されると、従業員や求職者、関係企業や金融機関などから「従業員の健康管理を経営的な視点で考え、戦略的に取り組んでいる法人」として社会的な評価を受けられます。

経済産業省が公表している資料によると「健康経営に取り組んでいるかどうかが、就職先の決め手になるか」という質問に対し、就活生・親双方で7割以上が重要な決め手になるとの回答がありました。

また、健康経営銘柄企業では90%以上が取引先の健康経営推進状況の考慮・確認を実施しており、今後このような取組が増えると想定されています。

健康経営優良法人に認定されることで、以下メリットがあります。

人材採用力がアップする

企業のイメージ向上、ブランディング効果がUPする

取引先の健康経営度も重視する企業との取引が有利となる

認定企業は、健康経営優良法人のロゴマークを名刺や看板などに自由につけることができるので、認定されたことをPRできます。

また、地方銀行などを中心に、金融機関各社が健康経営優良法人に対する低金利融資の制度を始めています。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

50人以上の事業場では、産業医の選任義務や、ストレスチェックの実施義務があるため、必然的に健康経営に取り組むこととなります。

また、中小企業での健康経営の導入を支援するため、厚生労働省は各種助成金を用意しています。特に、東京23区内の企業では、商工会議所に申請することで、社会保険労務士・中小企業診断士・保健師・管理栄養士などの専門家を無料で派遣してもらうことができる「健康経営アドバイザー制度」を利用することも可能です。

健康経営は、今後中小企業・スタートアップでも必要不可欠な取り組みとなると言えるので、さっそく準備をスタートしましょう。